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猫の皮膚真菌症(猫カビと言われたりします)

◆真菌症の症状
円形脱毛、脱毛部分に赤いブツブツの発疹・フケ・かさぶた、
赤くなると強く痒みを感じるため発症部分を頻繁にかいたり舐めたします。

◆感染
真菌症になる基本的な原因は、真菌との接触(すでに感染している犬や猫や人、場所など)にあります。
特に免疫力の弱い生後1年以内の子猫や老猫などは感染しやすいです。

◆人への感染
真菌症は他のペットや人へも移ります。
人間の手のひらの皮膚は厚いので菌が侵入しにくいので真菌に接触したとしても、すぐに感染や発症はしません。
しかし、感染した猫と頻繁に触れあい、菌が付着したまま洗い流さないと菌が皮膚の内部に侵入してしまいます。
患部に触れてしまった場合は石鹸でよく手を洗い菌を落しましょう。
病院に連れて行く際は手袋などをはめて患部に触れないようにしましょう。

◆真菌症の治療法
早期治療が大切です。内服薬や塗り薬、抗真菌薬の入ったシャンプーで体を洗います。
完治までには数カ月~半年は必要と言われ、途中で治療をやめると再発するので完全な殺菌の為に完治まで治療を続ける事が大切です。

猫が使用しているベッドやマットはこまめに洗い、部屋も清潔に保つことが必要です。
また、真菌症は、高温多湿の環境で増殖しますので、湿気対策も大切です。
接触感染を避けるためには完全室内飼いにしましょう。