あかびら動物病院では毎年、熱中症に関するお知らせしております。
私たち人間も熱中症には注意ですが、ワンちゃんやネコちゃんたちには、より熱中症に注意しなければなりません。
ワンちゃんの体温調節機能は人間と比べると低く、人間にとっての少しの暑さでもワンちゃんにとってはかなりの負担となります。
北海道でも、この時期になると30℃を超える「真夏日」を記録する日が多くなりまが真夏日に限らず、蒸し暑い室内や、締め切った車の中でのお留守番、暑さの中でのお散歩は、熱中症をひきおこす可能性が高いので注意が必要です。対処が遅れると死に至るケースもあるため、絶対に軽視しないでください。
◆熱中症の症状◆
浅く速い呼吸で体温を下げようとします。(初期症状)
脈が速くなり目の粘膜が充血します。
反応が鈍くなる。
おう吐やけいれんを起こす。
脱水症状による酸欠症状で舌の色が紫色になる。
手当が遅ければ心拍数が低下し呼吸不全となり、ショック症状を起こし死に至りケースも。
◆熱中症になってしまったら◆
まずは体を冷やしてあげましょう。濡れたタオル等で体を冷やす、水を飲ませてあげる、氷などで頭や脇など冷やす
そして必ず動物病院で診察をうけてください。
◆車で出かける際の注意点!◆
エアコンの切れた車内、ちょっとのつもりでも危険です。5分から10分で熱中症になってしまいますので、わずかな時間でも、車から離れるときはワンちゃんを残さないでください。
窓を開けてもクーラーをつけても車のトラブルや安全面などから、やはり一緒にいることが一番安心できると思います。
エアコンの切れた車内、ちょっとのつもりでも危険です。5分から10分で熱中症になってしまいますので、わずかな時間でも、車から離れるときはワンちゃんを残さないでください。
窓を開けてもクーラーをつけても車のトラブルや安全面などから、やはり一緒にいることが一番安心できると思います。