この時期になると暑さによる体調不良のワンちゃんが多くみられます
特に注意したいのが熱中症です。ワンちゃんの体温調節機能は人間と比べると低く、
人間にとっての少しの暑さでもワンちゃんにとってはかなりの負担となります。
◆熱中症の症状◆
浅く速い呼吸で体温を下げようとします。(初期症状)
脈が速くなり目の粘膜が充血します。
反応が鈍くなる。
おう吐やけいれんを起こす。
脱水症状による酸欠症状で舌の色が紫色になる。
手当が遅ければ心拍数が低下し呼吸不全となり、ショック症状を起こし死に至りケースも。
◆熱中症になってしまったら◆
まずは体を冷やしてあげましょう。体に水をかける、水を飲ませてあげる、氷などで頭や脇など冷やす、
そして必ず動物病院で診察をうけてください。
◆車で出かける際の注意点!◆
エアコンの切れた車内、ちょっとのつもりでも危険です。5分から10分で熱中症になってしまいますので、
わずかな時間でも、車から離れるときはワンちゃんを残さないでください。
窓を開けてもクーラーをつけても車のトラブルや安全面などから、やはり一緒にいることが一番安心できると思います。